昔から戦隊者って子供たちの人気者ですよね。
今息子はゴセイジャーにはまっていて私も見ています。
旦那が変身した中身はスタントマンと夢のない事をいいました。
私は本当にその人が戦っているとずーっと信じていました。(ゴセイレッドはあらたが戦っている)
ショックです。
本当はどうなんでしょうか?
旦那さんが正解。
変身後は「スーツアクター」が演じてます。OPでも表記されてるはずですが。
ただ最終回とかは役者さんが中に入って演じる事もあります。
下記の通り、超人的なアクションを描写させるために変身後は専門のアクション俳優が務められます。もちろん変身途中のような場面は変身前の俳優さんがその衣装を着て撮影にのぞみますし、最終回は記念行事的に(簡単なアクション場面のみ)その衣装で撮影されるのが慣例と聞きました。
近年はCGや衣装の発達でかなり軽減されてきましたが、依然屋外でのアクション場面の撮影は危険で、心得のないままのぞめば当然負傷の危険もあり、変身前の素顔の俳優が負傷すれば代えはきかず、そうなれば撮影進行の障害となって関係各位に多大な迷惑をかけることになります。ましてドラマのヤマとなる怪物との激しい格闘場面の撮影は極めてハードで、それ専門の修練を積んだ俳優でなければとても務まりません。カッコいいアクションも長い修練を経て初めて可能になるので、少々運動神経が良い程度では到底マネの出来るものではないのです。
俳優事故でもっとも知られたものでは40年近くも前の初代『仮面ライダー』初期での撮影中の事故による主役交代が有名ですね。アクション場面でなく、バイクでカメラの前を横切るカットとの事ですが、電柱脇のワイヤーに引っかかって複雑骨折、俳優業復帰は半年から一年と、主役ですからテレビシリーズの事態としては致命的でした。幸いプロデューサーの下積み時代の経験からドラマ内で後を継ぐ二人目の主人公登場という措置で薄氷的回避、しかもこの時導入された変身ポーズが当時の児童に大ブームを呼び、負傷した俳優が復帰する頃には日本中の焦点とさえ言える怪物番組となって、まさに「その時歴史が動いた」時でした。その後は『ゴセイジャー』に続けて『W』が存在するということでご理解いただけると思います・・・が、この時こうした措置がとられなければ、あるいは現在『ゴセイジャー』の後は違う番組だったかも知れません。いや、『ゴセイジャー』の始祖『ゴレンジャー』も『仮面ライダー』のNG企画からですから『ゴセイジャー』もなかったかも・・・。
引例が長くなりましたが、変身前も変身後も俳優さんは違いますが、同じ人物を描いて行く点で変わりはありません。変身後を演じるアクション俳優さんも変身前と不自然がないよう普段の仕草やいざとなったときの構えなどいろんな点を工夫して演じておられます。あるヒロイン女優の談だと「変身後(男性)が体形も動きもスマートで、自分が同じ衣装を着たときちょっとツラい」ということもあったそうですし、変身前と変身後、共にひとつのキャラクターとして楽しんでください。
アクション俳優が代行しますね。
レッドは竹内康博さん。(千葉君が小さいから、身長考慮)
ピンクは蜂須賀祐一さん。(女形スーツアクターで有名。)
ブラックは押川善文さん。(足がとてつもなく臭い。)
イエローは野川瑞穂さん。(ピンクが多かった。)
ブルーは福沢博文さん。(今までレッドをやり続けた方。)
以上の代行でやってます。ただし最終回だけは本人にご褒美としてやらせるそうです。(アクション俳優の方が次に行かれるから。)
ちなみに平成ライダーも主役は高岩さん、二号は永徳さんがやってます。
変身後は、基本的にスーツアクターというアクションスタントの俳優さんが演じています。これは、戦隊に限らず、ライダーだろうがウルトラマンだろうが同じです。
戦隊の場合は、伝統的にJAE(ジャパン・アクション・エンターテイメント)のアクターさんが演じており、ゴセイレッドは岡元次郎さんというベテランスーツアクターさんが演じています。「仮面ライダーBLACK」(1987年)以来、数多くのヒーローを演じており、ファンも非常に多い方です。体型に特徴がありますので(ちょっとお腹周りに脂が乗っています)、すぐにわかると思います。OPでも、ちゃんとスーツアクターさんのテロップはありますよ。
戦隊では最終回のみ、変身前の役者さんがスーツに入るのが恒例になっています。また、面割れやマスクを外した状態のアップ等がある場合も、変身前の役者さんが演じたりはします。
昔は、小柄なアイドル女優が危険なアクションシーンになると、がっしりしたピンクの戦士に変身…たしかに多かったです。しかし、現在はスーツアクトレスも増えているので違和感はなくなりつつあります。ただ、旦那さんの発言にも誤りがあります。バトルケニア・デンジブルーの大葉健二さんやゴーグルブラック・ダイナブラックの春田純一さんは変身後も演じていました。旦那さんが子供のとき見てないかな。
他の方の回答に補足させてもらうと、設定上では女性でもスーツの中身が男性のスーツアクターという場合もありますよ。
最近で女形のスーツアクターで有名なのは『獣拳戦隊ゲキレンジャー』のメレ(獣人態)や『侍戦隊シンケンジャー』の薄皮太夫を演じていた蜂須賀祐一さんという方で、ゴセイピンクもこの方のはずです。
ただし、逆に女性のスーツアクターが男性の役を演じる場合もあります。
実際の変身後のアクションシーンはスーツアクターという、着ぐるみなどを着てアクションをされる専門の俳優さん達が演じられています。旦那様のおっしゃるとおり、いわゆるスタントマンという職業の方々です。
アクションシーンは実際に殴る蹴るの激しいアクションが行われます。アラタなどを演じられている役者さんたちは、そのような専門的な訓練を本格的につまれている方はほとんどいらっしゃらないため、1年という長いスパンでの撮影ですし、怪我や事故を防ぐためにも、アクションスタントの訓練を長年積まれてきたスーツアクターさんたちは特撮には必要不可欠です。劇中の生身でのアクションシーンはほとんど実際に役者さんがされていますが、普段殴る蹴るなどをされたことがない役者さんも多く、特撮に必要な「カッコいいアクションシーン」というものは、実はかなりの経験を積まないと演じることは難しいそうです。
ただ、スーツアクターさんたちも、例えばゴセイレッドというひとつの役をプライドを持って演じられています。生身を演じられている役者さんと、役について色々話し合い、スーツを着ていてもちゃんとアラタだとわかるように大変な努力をされています。特撮は1年を通して同じ方が同じ役を演じられるという意味では、2人1役に近いかもしれませんね。
また、撮影の終盤(年明け)くらいには、次のスーパー戦隊の撮影が被ることもあり、実際に役者さんがスーツを着てアクションされることもあるそうです。話中でも、たまに「割れ面」といって、スーツのメット部分が割れて、中のカオが見えるという演出がされることがあります。その場合も、役者さんが実際にスーツを着られて演じています。
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