2012年5月5日土曜日

ブルース・リーの燃えよドラゴンについてです。

ブルース・リーの燃えよドラゴンについてです。

この映画の中のいくつかのシーンで本人ではなく代役が使われていることは知っています。よく言われるのはオハラとの対決で後回転をしながら蹴るシーン(これ本当にユン・ピョウですか?)ですが、ほかにはどこがありますか?私はサモハンキンポーとの対決の中で一か所、そして戦い終わってからバック転で人の頭の上を飛び越えるシーンが怪しいと思っています。どうでしょう。







オハラに食らわす回転キックやバック転ジャンプはすべて、当時スタントマンであり現在でもアクション俳優として活躍中のユン・ワーが演じています。これは本人が様々なドキュメンタリーで話しています。逆にこれらのスタントをユン・ピョウが行ったと書かれているのは、世界中でも日本だけであり(恐らく日野康一の本が最初だと思われます)、ユン・ワーの中国名元華とユン・ピョウの中国名元彪を混同して訳されたと現在では解釈され、これらのスタントはユン・ワーがスタントを行ったというのが通説となっております。

ユニバーサルから発売された「ドラゴン怒りの鉄拳」のDVD特典インタビューや映画「BRUCE LEE IN GOD 死亡的遊戯」の本編中のインタビューにおいてユン・ワー本人がこれらのスタントについて当時の思い出などを語っていますので、もし興味があればご覧になってはいかかでしょう。

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