2012年4月30日月曜日

俳優・女優はなぜスタント(吹き替え)を使えるような場面でも自ら危険なシーンや...

俳優・女優はなぜスタント(吹き替え)を使えるような場面でも自ら危険なシーンや過酷なシーン・エロいシーンなどをやってのけるのでしょうか?




最近のでは→・トムクルーズ(ミッションインポッシブル)言うまでもない危険のオンパレード!高所からの飛び降りなど



・ファンビンビン(マイウェイ2012年1月公開)

ー17℃の気温の激寒の中氷水に飛び込み(本人が撮影を振り返ってコメントしてる)



過去→・ジャッキーチェン



撮影技術や映像編集技術が発展していなかった(CG、合成も未熟な)時代ならチャップリンみたいに自ら危険な役を演じるのは当たり前ですが、今ならいくらでも代役が可能だと思うんですが?



多分「本人が演じた方がリアルな撮影ができる」という監督の意向があるのと、役者自身が演りたがってる場合の2つのケースが想定されますが、そこまで命をかける真意な何なのでしょうか?



例えば→ー17℃の寒さで凍った身体で氷水に飛び込んだ女優なんて中国ではトップ女優なのに…スタントを頼めない(認めなかった)状況というのが信じられません



我々ならー5℃くらいの寒さに30分くらい立ってるだけでもかなりの苦痛なのにー17℃ですよ

しかも身体の芯まで凍りついた状態で流氷にザブーン

いくら撮影とはいえ死にます

そこまで命がけで映画に貢献するのはいくら役者魂とはいえ理解できません



俳優にとってはそれだけ、映画のためならという気持ちが強いものなのでしょうか?







トム・クルーズの場合は想像は簡単。

ミッションインポッシブルは彼自身が「プロデューサー(資金集め)」をしているから。

この映画がヒットしなければ、彼は破産。破産しなくても、次の映画の資金が集められません。

となれば、どうしたってヒットさせる方法にシフトする。



宣伝の時やパンフレットの中に

「危険なスタントは全部他人が演じました」

とコメントする事と

「危険なスタントでもトム本人が演じました」

とコメントする事は

壮大な意味の違いがあります。



映画ファンはスタントマンと分かり切っている人には、さほどハラハラしません。

「所詮スタントマン」です。

でも、トムが実演しているとなれば、それはそれはハラハラしますし「そんだけカラダ貼ったんなら、映画としても期待出来る」とファンは感じるものだし、トム本人もそれを意識しているがゆえにそうするんでしょう。

トムが命がけで撮影したんなら、それだけで「命を貼る意味のある映画だとトムが想った」「そう想える映画を撮ったのならファンは見るべきだ」となる。









ファンビンビンについても同じ理由もあるかもしれませんが

氷水の中に飛び込むというシーンの場合は別の意味があるでしょう。

本当に冷たい状況に置かれた時の「本当の反応」が見せたかった。

つまりは「演技ではない生の反応」が見たかったのだと想います。

そういう意図を監督から感じ、女優がそれに応えた、という意味だと想像します。

冷たさの演技は、下手するとコメディのような演技になってみたりして、真実味が薄れたりするのではないでしょうか。

本当に「氷水」の中に落ちた場合の演技(というか素の反応)を女優自身が主張したのかもしれません。

演じるものにとって「演技がへた」と想われる事は一番致命的な評価ですし

彼女のように「美人女優」という言葉だけが一人歩きしている女優さんだと特に「演技のうまさ」や「真実味のある演技」に対しての評価を熱望していると想います。

その分、他の役者よりも役者魂を見せないといけないし、その表現の為に危険な撮影も平気でする(平気ではないでしょうがね)って事ではないでしょうか。

それに、スタントシーンというのは「俳優」だけが危険な目にあっているわけではなく、大抵「スタッフ」も危険な環境に身をおいて撮影に参加しています。

水中には水中カメラマンが待機したり、安全を保障するための人が待機しているでしょう。照明マンは濡れたまま寒さにうち震えつつ照明をあてるでしょう。監督だって同じです。

一緒に仕事をしている仲間が寒さの中でへこたれずに仕事をしている中で「ワタシ、女優ですので…」なんて言ってられない心境になったりするんじゃないですかね。











ジャッキーに関しては「彼がスタントマン出身」で「CG技術のない時代に肉体派としてスターになったから」という理由以外にはありません。

それに、彼自信「ノースタント」で観客をわくわくさせたい、という一念からの純粋な気持ちでやっているに過ぎないのでしょう。それに、スタントばかり使い始めたら「ジャッキーも終わったね」と観客にがっかりさせられちゃうので、そういう風には想われたくないという負けん気もあって、極力スタントを使わないようにしているみたいですね。

ただし、観客は「命がけの無茶な撮影」をしていると感じるかもしれませんが、彼の命がけそうな撮影は綿密なリハーサルの結果の作品ですから。

観客が想像するほどでもないのでしょう。

彼はもうすでに100本以上の映画に出演しているのですよ、子役時代のスタントを含めると数百本と言われてます。

そんなスターが毎回毎回命がけなんてしてたら今生きてません。

そう見えるだけ。

「スタントだから」といいますが、それは「安全を確保した上で」と言う但し書きがつく行為。











農家のおじいさんが台風の時に自分の畑を守るために水門を締めにいき、結果、亡くなったりしますよね?

同じではないですか?

「俳優だから命がけで仕事をしている」というわけではありません。

「農家のおじさんだって命がけで仕事をしている」んです。

農家のオジさんが台風にとばされ死亡。なんてニュースを見ると「馬鹿だなぁ〜台風が過ぎるのを待てばいいのに」と想うかもしれませンが、でも彼だって命がけで自分の仕事を全うしようとしただけ。

それぞれが自分の仕事に責任を持った結果だと想います。たいした違いはないと想いますよ。

命がけで仕事をする事がそんなに不思議でしょうか?








『インディ・ジョーンズ』の四作目にハリソン・フォードが出演する時に、「今は安全を確保できるワイヤーやハーネスなどをCGで消せるので、かなりのスタント場面を自分で演じることが可能になった」と言ってました。トム・クルーズはプロデューサーでもありますので、度胸さえあればなんでも可能な環境が整っていると思います。



また極寒の地で湖に入るなんていうのは、欧米とアジアの姿勢というか感覚の違いかもしれないですね。



質問の答えになっていなかったらすみません。







それを踏まえての給料貰ってるからだと思います。

1億あげるから-17度の水に浸かってね。と言われたら誰でもやりますよ。

女優、俳優のプライドもあるでしょうね。

俺はスタントを使わなかったと言えますし。

アクション俳優なんてどこまで自分の限界か試してみたいのだと思います。



でも実際のとこはわかりませんがね…

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