2012年4月30日月曜日

仮面ライダーとかって変身する前と後と中に入ってる人は同じなのですか?

仮面ライダーとかって変身する前と後と中に入ってる人は同じなのですか?







一号ライダーの「藤岡弘、」さん

電波人間タックルの「岡田京子」さん

ライダーマンの「山口暁」さんは変身前後で中に入ってました。



ちなみに、このようなヒーロー番組で中に入って演技をする人を「スーツアクター」と呼びます。



「藤岡弘、」さんは空手や居合いなどをやっており、撮影等はまだ若く、それなりにスタントもこなせるのでそのままやっていたんですね。

しかし、それが裏目に出ました。

コブラ男の撮影中にバイクシーンで転倒し大怪我をします。

結局、その後はスタントマンが代役を果たしますが、変身前のシーンはため撮りや使いまわしを余儀なくされ、それでも時間が埋まらない場合は、脇役のおやっさんや滝を登場させてなんとかつなぎました。

しかし、藤岡弘、さんの怪我はかなり重症だったため、1クール分の撮影が終了する直前に、企画会議が催され、なんとかつないで番組を続けるか、打ち切りか?

の選択をすることになります。

結果はご存知の通り、佐々木剛さんを2号ライダーとして登場させて、これが大当たり。

日本を代表するヒーローになっていくのです。



まさに「怪我の功名」とは、こういったことを言うのでしょう。



ただし、藤岡さんの怪我以降、東映側はよほどの事情がない限り、役者本人にスーツの中には入れないことにしたのも、このときからです。



ライダーマンの山口さんと、タックルの岡田さんは事情が違います。

この2人、大きな特徴があります。

それは「仮面が顔の上部にしかない」ということです。

だから、変身後も本人が入らないと気づかれる可能性があったためです。



しかし、スタントマンではないためアクションはお世辞にもできるとはいえません。

そこで考え出されたのが、

・ライダーマンのロープアーム

・タックルの電波投げ

この2つと言われています。

両者とも激しいアクションが必要ないですよね?

特に電波投げは(笑)



というわけで、この2人の場合は変身後でもできるアクションしかやってません。

どうしてもやばそうな危険な演技はスタントマンに入ってもらって、後ろから撮影したり遠くから撮影したり、早い動きでごまかしたりしています。



こんなところじゃないでしょうか、変身前後で同じ役者なのは?

もしかしたらまだいるかもしれません。



と、思ったら大物を忘れてました。



バトルフィーバーJのバトルケニア

電子戦隊デンジマンのデンジブルー



この役をやっていた、大葉健二さんは、番組の最初から最後まで変身前後を全て演じています。



なぜかといえば、この方はJAC(ジャパンアクションクラブ)の出身の方で、仮面ライダー、キカイダー、ゴレンジャーなどでスーツアクターをやっていたため、アクションの方が専門だッたためです。

しかし、のちに代表作となる「宇宙刑事ギャバン」では、スーツアクターが別にいて、本人はやっていません。

しかし、変身前は持ち前のJAC流アクションを披露し、そのアクションスター振りを発揮しています。








変身後は主にJAEの俳優が演じられています。平成だと、

クウガ=富永ケンジ

アギト・龍騎・555・剣・カブト・電王・キバ=高岩成二

響鬼=伊藤慎←彼だけタケシレーシング

となっています。また、怪人達もそう。キバの例だと、

ガルル=高岩成二

バッシャー=神尾直子

ドッガ=大岩永徳

と言う感じですかね。やはり、デビューして五年しか経過していない役者には荷が重すぎますから。







最終回近くでは役者も実際に入ってますよ。







確かに、そうである場合と、そうでない場合が有りますね。

しかし、ほとんどは別の方が入っています。

仮面ライダーの場合ですが、1号の時代は、主演の藤岡弘、氏の希望で、変身後のアクションも、全て藤岡氏がやっていました。

しかし、14話の撮影中(確か14話)バイク事故で、足を骨折し、番組降板を余儀なくされました(これが原因で2号登場となる訳ですが)

なので、スタッフが危険と判断し、その後は「大野剣友会」と言う所がスタントをやっていました。

実際、仮面ライダーの撮影現場は危険で、「実際死者も何人か出た」と藤岡氏が明言しています。



それ以降、変身後には「スーツアクター」と呼ばれる方達が、スーツを着てアクションをやっています。

主にJAEの方がやっています(決して東映の社員がやっている訳ではありません)

主役ライダーは、ほとんど高岩成二さんが入っています。

変身前は、俳優が演じていますしね。

結果的に、初代ライダー(14話まで)は俳優本人が、その他は別人の「スーツアクター」の方が演じているという訳です。

なので、変身前後では入っている人は違います。



追記:他の方が言うように、最終回では、役者本人が演じる事も多いです。

後、電王の「ミニ電王」等の様に、少年が変身する、もしくは映画限定など、お祭り要素がある場合も役者さんが入っている事もあります。

また、これも電王なのですが、高岩さんは電王全フォーム+モモタロスを演じられていたので、両者が画面に移る時は、モモタロスの方に入っていました。

このように、本来とは違うスーツアクターさんが入る事もあります。







仮面ライダーや戦隊シリーズの

中に入ってる人は 東映の社員です。

自分の知り合いが働いています。

体重がが50㌔前後の人でないと

服が着れないそうです。







それは、撮影時点での話ですよね?

物語としては同一人物ですし。





中に入っている人は、別人です。

それも、シーンによって得意な人へ入れ替わります。

仮面ライダーのみならず、覆面(仮面)を被ったヒーローは中身を何人かでやっているのが普通ですね。







入ってるとかじゃありません。変身してるんです。





前は俳優、後はスタント。

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