ジャキーチェンの映画はスタントマンなしで、撮るみたいですが、危険なシーンとかどれ位練習して本番をするのですか。プロジェクトAや高層ビルを滑り降りるのとか。失敗したら死んじゃいますよね。
ジャッキーがスタントマンを使わない
って事は、ないんですけどね。
熱心なファンなら誰でも知っている事なんですけど…
ジャッキーは基本的に「映画を面白くする事」が第一で、ジャッキーが無理して出来ない事をして、低レベルの演技(アクション)しか出来ないのであれば、スタントマンや代役を使います。
映画のアクションシーンなどを注意して観ていると、ジャッキーじゃない人がアクションをしている事があるんですよ。
これは「映像編集」のおかげでパッと見は分かりません。
ジャッキーは編集作業も普通に自分で出来ちゃうので、普通に流して観ていると普通の観客は気づかない事が多いです。
ジャッキーもスタントマンを使うって事。
とは言っても、ほとんどはスタントは自分でする事が多いですね。
やっぱり、どうしても顔が映る事が多いし、命がけと観客に思わせる大規模なアクションシーンは観客も熱心に観ますし、スローモーションなどを多用して、代役だとバレちゃいますからね。
危険なシーンの場合は、何度も練習するでしょう。
ただ映画として観ていると「練習出来なさろう」とか「一発本番じゃない?」って感じのシーンもよく見かけますよね?
でも、そういうシーンだとしても、ジャッキーのアクションチーム(成家班)らの経験値を元に綿密に準備していますから、実は狙い通りだったりするんです。
たとえば、質問者さんが挙げた「プロジェクトA」の時計塔からの落下では
2つの幌布の日よけを破る事で落下スピードを落としていますし
幌布はちょうどいい案配でスピードが落ちる、けど、落ちすぎない程度にしか幌布の切れ目が入れられていません。
地面の砂はふかふかにしてありますからね。
観客は「死んじゃう!」って思うけど、実は計算づく。
http://homepage3.nifty.com/fulflava/jcstuntmen2.html
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成家班(ジャッキーズアクションチーム)の面々の情報です。
彼らがいてこそ、ジャッキーのアクションは成り立つんです。
何人かは観た事ありませんか?
「プロジェクトA」の時計塔からの落下シーンの撮影までに1週間かかったそうです。
全部でテイク3して撮影が終わった後病院に直行して入院したそうです。
「サンダーアーム龍兄虎弟」では木の枝に飛び移るスタントで1度は成功したが、完璧主義のジャッキー・チェンがもう一度取り直しをしたときに枝が折れて落下して岩に頭をぶつけて頭蓋骨陥没骨折する事故が起きて死にかけています。
日頃から息の合った成家班のメンバーと練習していても失敗するし、怪我もします。
「レッドブロンクス」ではホバークラフトに着地する簡単なスタントで、右足を骨折しています。
ジャッキー・チェンも若い時はかなりの無茶なスタントもしたそうです。
最近は大きな怪我がなくて安心ですが、長くファンや観客を魅了してくれる映画を撮り続けてほしいものです。
最後に「ジャッキー・チェン・マイスタント」を観るとジャッキー・チェン・スタントマンチームのことが分かると思います。
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